インターネットTVガイド 仰天・これが噂の大御殿だ: "日本各地の大豪邸を紹介していく。亡き父親の水産加工会社を引き継いだ北海道の男性は、夢だった”大御殿”を建てた。特に力を入れて造った庭には、五千万円近くも費やしているという。長野県塩尻市からは、牧場を営んでいる男性の邸宅が登場。家を取り囲む石垣には、岐阜県で産出される”ひるかわ石”を使っている。香川県さぬき市にある一級建築士の男性の自宅は、地元四国の建築素材にこだわって建てられた。”オール電化”に再生された長野県の古民家は、三百五十年もの歴史を持つ。童話の世界から飛び出してきたような、栃木県の不思議な豪邸もリポートする。"イナカの金持ちはすごい!全部おいら都市貧民が余分に払わされているコストで出来た「豪邸」。これは「アプシュルド(不条理)」以外の何ものでもない。
いろいろ言いたいことがあるが、一番の問題は、これら「大豪邸」の趣味が総じてとてつもなく悪いことである。都市貧民があいつらヒャクショウに供出するお金は、せめて有効に(文化の創出に)使って貰えればまだいいのだが、何ら良質の文化の創造には繋がっていないのだ。
かくしてニッポン文化はますます「ヒャクショウ化」していくのである。ニッポン文化の将来を考えれば農村漁村既得権益集団への「富の移転」は、これ以上の放置するわけには行かないと思う。
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